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「国民の映画」その2
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これは間違いなく最高傑作。「国民の映画」というタイトルからか、印刷物の赤と黒とハーケンクロイツのイメージのせいか、何か暗い作品をイメージしている方がいるようなことを聞いた。
この物語は1941年秋、宣伝大臣ゲッベルズ邸に集う映画人とナチ高官たちの一夜の出来事。テーマは芸術の為の映画か、国家の為のプロパガンダかというような重そうな感じではあるが、そのテーマにすんなり迫っていくあたり、名作の多い三谷幸喜作品の中で今のとこの芝居が最高傑作だと私は思っている。そしてなんといっても小日向文世をはじめ「名優」たちが勢揃いの舞台である。これは間違いなく必見。今回の機会を逃すと福岡で今後見ることが出来るかどうかは分からない。絶対に見逃してほしくない作品。
何度も見ていただきたい作品なので、リピーターチケットも企画中。本公演のチケットの半券をお持ちなら割引料金で翌日の公演を観劇できるサービスもやります。ご期待ください。