劇団鹿殺し SHOULDER PADS 海外進出
〜エディンバラ公演実現プロジェクト~
クラウドファンディングのごあんない

https://motion-gallery.net/projects/shoulderpad
※2025年7月18日 23:59まで

このプロジェクトについて
私たち、劇団鹿殺しは、2000年に演出の菜月チョビ(福岡県出身)、作家の丸尾丸一郎の2人で兵庫県西宮市にて旗揚げをし、今年で活動24周年を迎える劇団です。
大学時代、つかこうへい作品に感銘を受けて創作を始め、「普通」を生きづらい人間像を音楽劇にして届ける作品。自分達にとって必要な作品を、同じように必要としてくれる人と一緒に観たい、そんな思いで創作活動を続けました。
コロナ禍、演劇が生活に必要不可欠ではないのではないか、と無力さに数年打ちのめされ、それでも劇場でしか得られない力が必ずあるはず、と作ったのがショルダーパッズ「銀河鉄道の夜」です。
生身の人間が目の前で生み出す世界を生身の観客が受け取って、何倍にも膨らむ世界。演者と観客、両方の想像力が合わさった時にだけ味わえるあの無限の可能性こそ、わたしたちの愛する演劇の力だと確信しました。
そして2025年、翌年に控えた活動25周年の節目を前に、国内だけでなく、新たに海外でもそんな出会いを切り開きたい!と思い立ち、海外での作品上演にチャレンジする決意をしました。
劇団鹿殺しのこれからを作る新たなチャレンジに、どうか皆様のお力をお貸しください。ご無理のない範囲で応援の程、何卒お願い申し上げます。

劇団鹿殺し/ Shoulder pads

<劇団鹿殺し>とは
2000年、関西学院大学在学中に菜月チョビと丸尾丸一郎によって旗揚げされた劇団。2005年に活動の拠点を大阪から東京に移し、劇団員による2年間の共同生活や年間1000回以上の路上パフォーマンスで話題を呼ぶ。あわせてコンスタントに公演を実施し、2010年発表の「スーパースター」は、第55回岸田國士戯曲賞の最終候補にノミネートされた。2013年、菜月チョビが文化庁の新進芸術家海外研修制度にて1年間 カナダに留学。同時期に株式会社オフィス鹿としてプロデュース公演をスタートさせ、歌手 Cocco、芸人 鳥肌実、石崎ひゅーい、髙嶋政宏などこれまで演劇と馴染みがなかったアーティストを中心に、多彩なゲストを迎え話題を呼ぶ。また、感情の昂りが音楽に繋がり、オリジナル楽曲を歌唱し、俳優が楽器を生演奏する独自の「音楽劇」スタイルを構築し、劇場のみならず、ライブハウスや野外フェスなど、様々な場所で作品発表を続けてきたことも大きな特徴である。2015年、劇団活動再開後、現在に至るまで毎年 劇団公演を上演し、観客層の拡大と後進の育成につとめる。
<ショルダーパッズ>とは
ショルダーパッズは、男性の衣装は2枚の肩パットのみ。シンプルな肉体と、想像力の翼のみを武器に、演者と観客、双方の世界を無限に解放することに挑戦する音楽劇の形態です。この演出手法は2004年の劇団公演「百千万」を皮切りに、ライブハウスでの音楽劇、PLAY PARK2012、福岡演劇フェスティバルなど、様々な公演・会場でおこなわれ、その強度を高めてきました。長く読み継がれる文学作品を独自の解釈でリメイク、多彩な身体表現やライブミュージカルで彩り、見るものに「見えないものが見えてくる」演劇体験を与える、劇団の歴史そのものが生み出した劇団鹿殺しの一つの集大成です。

プロジェクト概要

Shoulder pads
『1 Shoulder pads -GALAXY TRAIN- Japanese musical theatre』

原作:宮沢賢治『銀河鉄道の夜』 
脚本:丸尾丸一郎 
演出:菜月チョビ
音楽:タテタカコ、伊真吾 
振付:伊藤今人、浅野康之 (北村想 作「想稿銀河鉄道の夜」からの一部引用あり)

出演
菜月チョビ、丸尾丸一郎、橘輝、浅野康之、島田惇平、谷山知宏
公演期間 2025年8月1日〜23日
(1日はプレビュー、10日・17日は休演)
会場 Thistle Theatre (Greenside @ Riddles Court)
322 Lawnmarket, Edinburgh EH1 2PG イギリス
料金
(税込)
1日(プレビュー)£8.00
週末(金土日)2日-3日、8-9日、15-16日、22-23日 £12.50
平日(月〜木)4日-7日、11-14日、18-21日 £11.00
公演時間 各日 20:55-21:40(45m)